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| 環境省は、平成15年度における全国の産業廃棄物の排出及び処理状況等について調査し、その結果を「公表」しておりますが、それによれば、全国の産業廃棄物の総排出量は、前年度に比べ約1,800万トン増加し、約4億1,200万トンとなっております。業種別排出量では、建設業からの排出量が電気・ガス・熱供給・水道業や農業に次いで第3位の排出量の多さとなっており、前年度の約2割増加の約7,501万トン排出されております。また、産業廃棄物の処理状況では、再生利用量及び減量化量が増えており、最終処分量が前年度に比べ約2割減少し、約 3,000万トンとなっております。このように、循環型社会形成の推進に向けて、リユース、リダクション、リサイクルの3Rの取組みにより、最終処分量が着実に減少しておりますが、一方、現状では、焼却灰などの埋立てには、廃棄物最終処分場の活用が不可欠となっており、最終処分場において周辺の環境に影響を及ぼす恐れのある汚水などの漏洩をいかに防ぐかが重要な課題となっております。 |
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漏水対策として、「一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係わる技術上の基準を定める命令の一部を改定する命令」の「共同改正命令」が平成10年6月17日に施行され、遮水工の構造基準に関する強化が行われました。遮水工の要件の強化・明確化として、遮水層の二重化(粘土等の層と遮水シートの組み合わせかあるいは二重シートの選択)が要求されました。
最終処分場の表面遮水工としては、遮水層の新構造基準では、次の3種類の二重化遮水構造が示されており、いずれかを選択することになります。
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厚さ50cm以上、透水係数が10nm/秒以下である粘土等の層に遮水シートが敷設されていること。 |
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厚さ5cm以上、透水係数が1nm/秒以下であるアスファルト・コンクリートの層に遮水シートが
敷設されていること。 |
| (3) |
不織布その他の物の表面に二重の遮水シートが敷設されていること。 |
また、遮光性のある不織布等による遮水層の保護も要求されました。
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遮水工の中では、品質管理のしっかりした工場で製造される二重シート構造の遮水シートの信頼性が高いとして注目されていますが、平成10年6月17日施行の共同改正命令の運用を定めた環水企第301号、衛環第63号(一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める命令の運用に伴う「留意事項」/平成10年7月16日)にて、遮水シートに求められる事項が明記されており、遮水シートの厚みとして、アスファルト系以外は1.5mm以上、アスファルト系は3mm以上のものが要求されています。このほか、紫外線による劣化がない耐候性、-20℃〜70℃近くまでの温度変化に耐える熱安定性、耐酸性、強度、施工性の機能も求められます。 これらの要求事項に応えられる最終処分量の生命線とも言える遮水シートとして、特性の違いにより、合成ゴム系、合成樹脂系(塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂など)、アスファルト系に大別されます。廃棄物処分場の遮水シートとしては、当初、柔軟性のあるゴム製の素材のものが使用されていましたが、最近、最も多く使用されている遮水シートは、剛性と衝撃性のバランスに優れるしなやかで強靭な特性のポリオレフィン系熱可塑性エラストマーや一定の応力を与えたときのひずみが小さく、耐候性や耐薬品性に優れる高密度ポリエチレン製のものです。海面処分場では、水に沈まなければならないという施工条件を満足している比重が約1.3と他の素材より高い塩化ビニル樹脂が使用されています。
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最終処分場の適切な管理には、最適な遮水シートの選択が重要ですが、三菱化学MKV(株)では、最終廃棄物処理場などでの有害物質流出などを阻止するのに不可欠な「各種土木遮水シート」を上市しており、用途に応じて最適な製品をお選び頂けます。
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| ・スーパーメタプレーンシート(XU001) |
水に沈むポリエチレン系遮水シートとして海面処分場用に上市。特許取得済み |
| ・メタプレーンシート(XP001) |
新世代のポリエチレンを原料とし、強靱で破損しにくい画期的な遮水シート |
| ・ビニカ高重合シート(XS051) |
柔軟性、弾性に優れ、強度が抜群な遮水シート |
| ・ビニカシート(SNK-XC) |
柔軟性に優れ、強度が大きい遮水シート |
| ・ビニカシート(XC072) |
柔軟性・強度に優れる環境問題に配慮したリサイクル遮水シート |
| ・ジオプレーンシート(XZ001) |
熱溶着可能なゴム系シートで、引張強度、伸びが極めて大きい遮水シート |
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