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1.パーティションとは
大きな部屋を機能的、機動的に仕切って使用するために使われるのがパーティションです。使用される場所により、家庭用、オフィス用、工場用と周囲の雰囲気に合った各種パーティションが販売されています。パーティションの形態も、カーテンのような移動、取り外しが容易なものから、パネルを使用した壁と区別のつかないものまで、多種多様な形態があります。
日本パーティション工業会では、パーティションを
(1)可動間仕切り
・スタッド式 柱構造の真壁意匠
・パネル式 柱が見えない大壁意匠
・ハンガードア 床にレールのないハンガー方式
(2)スライディングウォール 会議室、宴会場等にある簡単に移動できる壁
(3)収納間仕切り オフィスの収納家具を一体化した間仕切り
(4)壁面化粧パネル
(5)トイレブース
(6)学校間仕切り
に分類しています。日本パーティション工業会加盟各社の販売実績は、平成20年度 工業会販売実績約1,300億円、その内、可動間仕切は約900億円で70%を占めます。
2.オフィスの可動間仕切り
オフィスの可動間仕切りパネル(写真1)には、全面パネル以外に、腰上ガラスパネル、欄間ガラスパネル、片開ドアパネル、両開ドアパネルは無論のこと、全面ガラスパネル(写真2)、吸遮音パネル等各種パネルがあります。最近では、不燃パネル、ホワイトボードパネル(写真3)、防汚、防臭等の効果が期待される光触媒コートパネル等がでてきています。
三菱樹脂では、これら可動間仕切りパネルを「ダイアパーティション®」の商品名で販売しています。
3.工場の可動間仕切り
工場のパーティションには、オフィスで使用されているようなパネル構造の可動間仕切り以外に、ビニールカーテン、ターポリン等のプラスチックシートを用いた間仕切りがよく用いられています。ビニールカーテンとは、数mm厚の塩ビシートをのれんのようにスリットしたものとスリット無しのもの、厚味0.1mm〜0.5mmでスリット無しの塩ビフィルムのものがあります。ターポリンとは、ポリエステル繊維で織った基布を塩ビフィルムのような軟質のプラスチックフィルムで挟み込んだ構造になったプラスチックシートです。ターポリンでは、補強基布があるぶん透視性がわるくなりますが、最近、透明な基布を用いて透視性をよくした製品がでてきています。
これらのプラスチックシートは、カーテンレールからつるして使用したり(写真1)、アコーディオンカーテン(写真2)として使用します。また、フレームに取り付けたビニールブース(写真3)もあります。
工場で間仕切りを用いると、作業場所の仕切り以外に、遮音・防音、防炎、遮熱、防虫等の効果があります。遮音効果は、密閉度によって変わりますが、シートが厚いほど大きくなり、2ないし3mm厚のシートで、騒音の15〜18dbの減衰効果が期待できます。また、昆虫が感応性を示す波長の光が外部に漏れないようにして防虫効果を高めたシートもあります。
この用途のプラスチックシートとして、菱興プラスチックではカーテンドア用シートを「サンスルー®シート」の商品名でまた、間仕切りターポリンを「プライキャンバス®」の商品名で取り扱っています。最近、不燃間仕切りシート「プライキャンバス®不燃G-1025BT」、及び、透明不燃間仕切りシート「ダンクリア」を発売しました。三菱樹脂では「アルトロン®防炎シリーズ(静電防炎109・耐電防炎・防炎100・200・300・400)」の商品名で各種シートを販売しています。菱興プラスチックでは「サンスルー®」、アコーデオン式簡易間仕切り、ビニルブースとしてカーテンレール等の部材も含めた販売、施工も行っています。
工場で、パネル構造の可動間仕切りがもちいられている代表的な場所はクリーンルームですが、三菱樹脂ではクリーンルーム用の可動間仕切り「ユピア®パネル」を販売しています。
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